歯科医師の3代目として生まれ、物心ついた時から、周りの方からは将来は歯科医師になると言われて育ちました。しかし小中と荒れゆく学校に呑まれ、自身も荒れてしまい、将来を考えるべきときに、全てを失いかけました。
20代最後の頃、仕事にも、世の中にも諦める気持ちが芽生えてしまい、しかし30代はやり直さねばと言う気持ちで、妻と長男の海外旅行を計画。結果的には1年3ヶ月の世界一周の旅をやり遂げることになりました。その旅の中で、たくさんの辺境の地で、今ではどこだったかもわからない土地で、一期一会を大切にし、親切にお世話をしてくれる方々に出会いました。
その後、それらを啓蒙し、理解できる人々と共に関わりながら人生を歩みたいと開業を決意。十分に幸せだった愛された職場ですが、自分の使命、人生を賭けてやりたいことを見つけました。もう一つ、気がついたこと──私たちは、いつも歯科医院の中におり、座って患者様を待つ仕事です。
しかし、心理学教室に通い、NPOに所属して活動する中で、人間関係の輪が広がり、多くの歯科以外の方々と出会うことになりました。初めて、皆が歯科医院に定期的に通っていないことを実感しました。理由を聞いてみると、痛い、怖い、感じが悪い、時間がない etc…しかし、次の言葉は、「でも通ってなくてごめんなさい」──こんなにも多くの人が歯科医院に定期的に通っていない、嫌われている。しかし、これを打破しなければ、歯の健康もその先にある健康長寿も守れない。このことから、五感を癒すおもてなしに徹底的にこだわり、まず来院していただくことを決意しました。2013年、37歳で開業。
激戦区である福岡市の都心部で変わった歯医者さんを開業し、多くの方が予測したように、患者様はきませんでした。毎日ビラ配りを3年間続けました。あんなに人気ありスタッフの雇用には自信があったのに、1年後に全員スタッフは辞めました。もう無理じゃないか、何度も何度も崖っぷちに立たされました。毎日毎日神社に通い、神様に志を伝えました。数合わせのスタッフ雇用はやめ、理念に共感できる人がいないなら、一人で仕事をすると決意。すると、理念に共感してくれるスタッフが入ってくれるようになり、いつしかそれぞれが自身で活躍できる職場を創造できるようになりました。
2013
福岡市平尾にて友枝歯科クリニック開業。37歳、3代目歯科医師として新たな挑戦を開始。
〜2016
理念に共感するスタッフとともに、おもてなしに徹底的にこだわった診療スタイルを確立。患者様が少しずつ集まり始める。
〜2019
勤務医を雇い、法人化。仕事が回り始め、患者様が入り出す。今から5年前に博多駅前で分院を開業。
〜2023
コロナ禍の資金繰り・売り上げ・雇用の強烈な苦しみを経て、理念の集大成である3院目・天神院をオープン。第2種再生医療認定施設として、全国7番目・福岡初の認定を取得。
現在
福岡市内3院体制(平尾・博多駅前・天神)。歯科医療従事者が受けたい理想の治療を提供するというコンセプトであらゆる分野の先端治療を取り入れ、患者様に貢献しています。